【アウトサイダー】
小説『デイドリーム、鳥のように』『ワールドミーツワールド』『飛鳥井全死は間違えない』『荻浦嬢瑠璃は敗北しない』に登場する単語というか概念というか。
漢字で書くと「域外者」。
元ネタっぽいものは笠井潔『サイキック戦争』に登場する組織(と言っていいのか分からないけれども)名<アウトサイダー>。
これが合ってるかどうかに関しては超自信無し。
この辺が似てるんじゃないかなーと思うところを『サイキック戦争』から以下に引用。
「<アウトサイダー>は覚醒した個人による緩やかなネットワーク」
「<アウトサイダー>とは意識のもうひとつの可能性を追求する者」
とまあそんなことは置いといて個人的には辺境人(マージナル)の方が好き。
関連:【笠井潔】
【飛鳥井一族】
ゲーム『sense off』『未来にキスを』、小説『飛鳥井全死は間違えない』『荻浦嬢瑠璃は敗北しない』に出てくる名字が「飛鳥井」の一族。
多分今後もっと増えると予想。
『sense off』に登場するのが飛鳥井慧子、(『sense
off』で名字まで判明してたかは覚えてない)
『未来にキスを』に登場するのが飛鳥井霞・飛鳥井慧子(再登場)・飛鳥井美智恵(慧子の母親。名前のみの登場)、
『飛鳥井全死は間違えない』に登場するのが飛鳥井全死。
元ネタは元長氏本人が『『未来にキスを』 otherwise&みさくらなんこつ公式ファンブック』にてバラし済み。
「小説の私立探偵飛鳥井シリーズから」とのこと。
なお私立探偵飛鳥井シリーズ(『三匹の猿』『道』『魔』)の著者は笠井潔。
名字以外の共通点は女であるということと、明らかに他のキャラとは立ち位置(『sense
off』風に言うなら「存在態様」)が違うこと。
21世紀の圧倒的な楽園に立っているというか何というか。
まあそれを書き出すとレビューになるのでやめておく。
一番好きなのは飛鳥井霞。
その幸福論は尊敬に値する。
マンガ『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』に出てくる飛鳥井影文の存在をスルーしているのは割と仕様。
果たしてあれを同列に扱ってよいものかどうかという問題。
関連:【テスラガール】
【笠井潔】
【アフリカでライオンに追い駆けられて死にそうな思いをした】
ゲーム『sense off』の主人公の幼き日の体験談。
両親に無理矢理連れて行かれたらしい。(主人公談:幸いそのライオンは子供だったので助かった)
これに元ネタなんてあるのか?というツッコミはさておき、何となくTM
NETWORK『金曜日のライオン』が元ネタのような気がする。
本当に何となくだけど。
というか元長氏の元ネタ傾向で「アフリカ」「ライオン」に当てはまるのがこれくらいしか思いつかない。
関係ないけどあの曲は名曲。
この独断と偏見に満ちた予想が当たってる確率は昔の消費税率以下。
元長氏の何となくの思いつきである可能性大・・・・・・・なのだけれど、
『未来にキスを』の主人公が他に連れて行かれた場所にも元ネタっぽいものが存在しているので当たってるかもしれない。
関連:【チベットでラマに無理矢理修行させられた】
【いい街、創ろう やまくら_かけふ】
ゲーム『未来にキスを』で、主人公達が買い物したりする商店街にある垂れ幕に書かれている言葉。
全く持って意味不明。
まあやまくら・かけふってのは巨人の山倉と阪神の掛布だろうけど、何故商店街の垂れ幕に野球選手が。
『sense off』でも「捕手って山倉とかのことか?」という台詞があるし。
「元長柾木作品に登場する訳の分からない物体」シリーズの1つ。(物体じゃないけど)
【イディオット・カントリー】
小説『飛鳥井全死は間違えない』に登場する懸想寺高麿の二つ名。
漢字で書くと「愚劣地帯」。
元ネタはエレポップ(面倒なので『飛鳥井全死は間違えない』のあとがきに則りエレポップで統一)系のバンド、
Electronicの曲『Idiot Country』より。
曲が聴きたければググればいいんじゃないかなという話。
関連:【エヴァーラスティングラヴ】 【エルストゥリー】 【テスラガール】 【ナインティーン】 【パーソナルジーザス】
【いて座ブラックホール】
ゲーム『嬌烙の館』の会話中に登場。
以下引用。
「こいつ、ちっとも人の話を聞いていない。自分のことをいて座ブラックホールとでも思っているのだろうか。」
ちなみに「こいつ」とはケイのこと。
上記の訳の分からない論理は置いておくとして元ネタは谷甲州の小説『終わりなき索敵』に登場する射手座重力波源(SG)。
というか上の一文が思いっ切り『嬌烙の館』終盤の伏線というかネタバレになっていることにこの文を書いてる時に気付いた。
【Wings
with darkness】
ゲーム『嬌烙の館』の4th chapterの名前。
『嬌烙の館』のチャプター名は全てミステリからの引用だったり。
という訳でおそらく元ネタは麻耶雄嵩のミステリ小説『翼ある闇』。
関連:【閉幕(カーテンフォール)】
【牛月 馬日 日直 小泉同一郎】
ゲーム『未来にキスを』で、主人公達が通う学校の黒板に書かれている日付と日直。
何だそれ。
文字が小さいので分からないけれど、もしかしたら同一郎じゃなくて純一郎かも。
そうなるとアレになってしまうので多分同一郎だろうけど。
ちなみに馬日ってのは彜族太陽暦に実際にあるけれど、牛月馬日ということからただの思いつきである可能性大。
どうでもいいけど読み方は「うしがつ」でいいんだろうか。
本当にどうでもいいけど。
「元長柾木作品に登場する訳の分からない物体」シリーズの1つ。(物体じゃないけど)
【「……宇宙が誕生したのに、理由などあったのだろうか?原因はあったが、理由などありはしなかった。」】
ゲーム『嬌烙の館』の主人公の台詞。
この台詞の元ネタかどうかは知ったこっちゃないけれど、神林長平の小説『敵は海賊・海賊課の一日』に
「宇宙がどのように生じたかは答えられても、宇宙がなぜ存在するのか答えられないようなものです。」
という文章があったり。
ラテル&アプロ&ラジェンドラチーム素敵。
【ウトナピシュティム号】
ゲーム『嬌烙の館』に登場する宇宙船の名前。
元ネタはギルガメシュ叙事詩に登場する不死のウトナピシュティムそのまんま。
全くもって正しいネーミング。
というかどんだけギルガメシュ抒情詩が好きなんだ。
ちなみにギルガメシュ抒情詩は「元長柾木の盗んだバイクで走り出さずに世界を革命するための10冊」の中の一冊でもあったり。
関連:【シャムハト】
【エヴァーラスティングラヴ】
小説『飛鳥井全死は間違えない』『荻浦嬢瑠璃は敗北しない』に登場する荻浦嬢瑠璃の二つ名。
漢字で書くと「永劫回帰」。
元ネタはエレポップ(面倒なので『飛鳥井全死は間違えない』のあとがきに則りエレポップで統一)系のアーティスト、
Howard Jonesの曲『Everlasting Love』より。
曲が聴きたければググればいいんじゃないかなという話。
余談だけれどもアウトサイダー連中の二つ名元ネタ曲の中ではこの曲が一番好き。
関連:【イディオット・カントリー】 【エルストゥリー】 【テスラガール】 【ナインティーン】 【パーソナルジーザス】
【エルストゥリー】
小説『デイドリーム、鳥のように』『飛鳥井全死は間違えない』に登場する虚木藍の二つ名。
漢字で書くとどうなるのかは不明。
元ネタはエレポップ(面倒なので『飛鳥井全死は間違えない』のあとがきに則りエレポップで統一)系のバンド、
Bugglesの曲『Elstree』より。
曲が聴きたければググればいいんじゃないかなという話。
そういえばどこかの誰かがバグルスみたいな売れ方をするのは困るとか言ってたらしいけど詳細は知りません。
元長氏がわざわざ二つ名にチョイスした曲歌ってるバンドをディスる奴…いったい何者なんだ……(棒読み)。
関連:【イディオット・カントリー】 【エヴァーラスティングラヴ】 【シトロエンC3】 【テスラガール】 【ナインティーン】 【パーソナルジーザス】
【交響楽的作戦】
言うまでもなく読みは「オーケストラル・マヌーヴァ」なのでここに。
飛鳥井全死の能力発動時の掛け声なのか能力名なのか「メタテキスト書き換えたどオラー!」的な宣言なのかどうかは知らない。
元ネタはエレポップ(面倒なので『飛鳥井全死は間違えない』のあとがきに則りエレポップで統一)系のバンド、
Orchestral Maneuvers in the Darkより。
関連:【テスラガール】
【おばちゃんロリータ】
「元長柾木作品にやたらと登場する言葉」シリーズの1つ。
ありとあらゆるゲーム・小説に登場する為、どの作品に出てくるか列挙する気にもならない。
元長氏の造語。
『sense off』にて主人公の解説あり。
「ああ、それ、俺用語で、おばちゃんのくせに妙に可愛らしい人のことだよ。ビジュアル的にも精神的にも」とのこと。
例としてN井M理子・T村Y美・Y下K美子・T田Y子・A田M代子・W辺M理・S谷A矢子・A川S和子等の名前が挙がっているけれど、
自分は一人も分からない。
この辺りに年代の差を感じる。
分かった人は元長氏の掲示板に正解を書き込むべし。(上から2番目の記事)
まあ今となっては元長氏のHPに掲示板は存在しないのだけれども。
ちなみにこの単語を自作品以外で発見すると元長氏は
「「おばちゃんロリータ」なんて描写があって、とても喜びました。ワーイ。もっと遠くへ!」
という愉快な反応をするので何かやってる人はどんどん使うべし。