【パーソナルジーザス】


小説『ワールドミーツワールド』に登場、『飛鳥井全死は間違えない』には名前のみ登場する珂東稀人の二つ名。
漢字で書くとどうなるのかは不明。
割とどうでもいいけど『ワールドミーツワールド』では「あるじ」に「パーソナルジーザス」ってルビが振ってあった。

元ネタはエレポップ(面倒なので『飛鳥井全死は間違えない』のあとがきに則りエレポップで統一)系のバンド、
Depeche Modeの曲『Personal Jesus』より。
曲が聴きたければググればいいんじゃないかなという話。

関連:
【イディオット・カントリー】 【エヴァーラスティングラヴ】 【エルストゥリー】 【テスラガール】 【ナインティーン】


【バイキングはここに来た】


ゲーム『嬌烙の館』の会話中に登場。
主人公と人形が椅子部屋に辿り着いた際に人形が言った言葉。

元ネタは間違いなく谷甲州の小説『ヴァレリア・ファイル』中の一文、「☆☆☆レディ・Lは、ここにきた☆☆☆」。


【Bye-bye,human.】


ゲーム『未来にキスを』で、一番最後に画面に表示される言葉。
もう人間ではない何かから、滅び去った20世紀人類へと送る鎮魂歌。

元ネタは笠井潔『バイバイ、エンジェル』。(断言)

関連:【笠井潔】


【八曜制カレンダー】


ゲーム『未来にキスを』に登場するカレンダー。
主人公の部屋にあるカレンダーで、何故か一週間が8日ある。
が、何故か式子とのHシーンのCGでは七曜制になっていたりするという訳の分からないカレンダー。

八曜制はミャンマーの伝統暦だけれども、それに何の意味があるのかは全く持って不明。

「元長柾木作品に登場する訳の分からない物体」シリーズの1つ。


【戦場(バトルフィールド)】


「元長柾木作品にやたらと登場する言葉」シリーズの1つ。
ありとあらゆるゲーム・小説に登場する為、どの作品に出てくるか列挙する気にもならない。

基本的に「せんじょう」とは読まず「バトルフィールド」と読むため、独断と偏見で「は行」と見なす。
最近普通に「せんじょう」と読む場合の方が多くなってきた感があるけど、めんどくさいので行を動かす気は無し。
『sense off』に珠季のテーマとして「バトルフィールド」という曲があったり。

元ネタはさっぱり不明。
というかおそらく元ネタはなく、何となく気に入っているから使っていると思われる。


【Paradise lost in the box】


ゲーム『嬌烙の館』の5th chapterの名前。
『嬌烙の館』のチャプター名は全てミステリからの引用だったり。
という訳でおそらく元ネタは
竹本健治のミステリ小説『匣の中の失楽』。


【ハルキゲニア】


ゲーム『嬌烙の館』『フロレアール』『sense off』の会話中に登場する生物。
何故か『嬌烙の館』では「毎朝ピーナッツバターを塗って食べるもの」の一つとして登場する。
以下引用。

「哀しむべきへぼルームだ。こんな部屋で寝起きするくらいなら、毎朝ピーナッツバターをハルキゲニアに塗って食べるほうがましだ。」

図は
こちら。
死んでもこんなものにピーナッツバターなど塗って食べたくはない。

リンク先の「他の動物と共生関係にあったのではないか」という文から考えるに、
何となくこの生物が作中に登場する必然性は思いつくけども実際に元長氏がそういう意図で登場させたのかは分からない。
『sense off』の主人公の台詞通り、「ほんと、昔の生き物ってかっこいいよな」という理由なのかも知れないし。

関連:
【ピーナッツバター】


【ピーナッツバター】


ゲーム『嬌烙の館』『未来にキスを』に登場する食べ物。
『未来にキスを』では主人公の嫌いな物、椎奈が昔好きだったけど今は嫌いな物として出てくるのだけれど、
『嬌烙の館』での登場の仕方が変というか異常。
何もイベントが起こらない状態の時に自分の部屋を訪れると

「哀しむべきへぼルームだ。
こんな部屋で寝起きするくらいなら、毎朝ピーナッツバターを○○に塗って食べるほうがましだ。」

というように主人公の感想中に登場するのだけれども、
この○○の部分が自分の部屋を訪れるたびにランダムに変動するという奇妙なシステム付き。
以下がその全リスト。(クリックしまくったので多分全部)
我ながら良く調べたもんだという気がしなくもない。

・0st chapter〜1st chapterでケイと出会うまで
ずっと○○は「パン」。この時点までは普通。

・ケイと出会ってから〜4th chapter終了まで
こっから異常さが加速。

ガーリックチキン、岩塩、氷、鯨肉、猿の燻製、メロン、干し柿、オニオンスライス、バタートースト、トマト、クラゲ、
ローストビーフ、ビーフジャーキー、マーガリン、塩せんべい、ラザニア、甘納豆、ニラ、ラード、マッシュルーム、
ピスタチオ、胡椒、薔薇の花弁、ポテチ、イナゴ、クルミ、肺魚、カカオ、ひじき、しめじ、北京ダック、キャンディバー、
トンカツ、馬刺し、サーモンパイ、ナツメグ、ゴマ、レバー、春菊、ナン、アツイアツイ唐揚、ハルキゲニア、ミトコンドリア、
ラムレーズン、フォアグラ、マンゴスティン、始祖鳥、チーズ、ニシンの塩漬け(たしか出て来た順でメモした気が)

・5th chapter〜最後まで
「哀しむべきへぼルームだ。
こんな部屋で寝起きするくらいなら、
毎朝ピーナッツバターをインフレーション期の原始宇宙に塗って食べるほうがましだ(僕は認めないぞ!)。」

もう何が何やら。

「元長柾木作品に登場する訳の分からない物体」シリーズの1つ。(物体でも何でもなくてシステムだけど)

関連:
【ハルキゲニア】


【ヒューマノイド型のエビ】


ゲーム『sense off』で主人公が読んでいた怪獣百科の1ページに載っている怪獣。
早い話がエビラ。
なお、ゲーム中に「エビラ」という直接的な表現は出てこない。

エビラじゃなくてバルタン星人だとずっと思っていてそのように書いていたのは秘密。
自分の頭の中でエビとザリガニがごっちゃになっていた。
この辞典には他にもボーンヘッドが幾つかあって、非常に恥ずかしい。
えーと、そもそもエビラを知らなかったのは、埋められぬ年代の差って奴ですか?


【フィリップ・キンケイド・ディクスン】


ゲーム『嬌烙の館』に登場する浮遊する老人の人形&主人公の名前。

元ネタは思いっ切りSF作家のフィリップ・K(キンケイド)・ディック。
というか違ってるのディクスンだけだし。
推理作家のジョン・ディクスン・カーも混じっているかも知れないけどカーの作品は読んだことないので思考放棄。


【フォークト・カンプフ検査】


ゲーム『嬌烙の館』の会話中に登場。
自称アンドロイドのシャムハトが本当にアンドロイドかどうかを確かめる方法としてこれが出来ればなあ、ということで。

元ネタはフィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』より。
アンドロイドは感情移入能力に欠ける為、不謹慎な質問をしてその反応を見ようとかいうテスト。

それはそうと「人間型ロボットは、どうやら本質的に独居性の捕食者らしい。」とかいう一文を小説中に発見。
たしかに『嬌烙の館』はそういう話だ。


【For splendid ruin】


ゲーム『嬌烙の館』の2nd chapterの名前。
ruin」って「没落」か?『美術教師・涼子』にもそんな単語あったなあとか思いつつ日本語訳すると「華麗なる没落のために」。
という訳でおそらく元ネタは清涼院流水『ジョーカー』作中作のミステリ『華麗なる没落のために』。


【フロレアール】


ゲーム『フロレアール』のゲーム名。
アルファベットで書くと「floreal」。

元ネタはゲーム『Last Order』でバラされており、「フランスの革命暦」。
4月20日から5月19日までの期間を表す暦。

『フロレアール』のゲームパッケージに書かれている言葉がフランス人権宣言の言葉だという話がどこぞで挙がっていたけれど、
フランス語読めないしパッケージどっか行った(引越しする時置いてきた)ので正確なところは分からない。

と思ってたら
ここの一番下にてフランス人権宣言の言葉であることを確認。

関連:
【サン・キュロティード】


inserted by FC2 system